小規模な会社だからといって仕事をもらえないということはありません。施工金額の大きな大規模な工事を受注することは難しいかもしれませんが、その会社の規模にあった工事なら十分に受注する可能性があります。それは公共工事の目的を見ると理解しやすいかもしれません。

• 公共工事は景気刺激策の1つであり、公共工事の発注は一部のゼネコンではなく、多くの業者に幅広く行わせるのが良い
• 多くの地方公共団体は地元の経済振興と税収確保のため地元の業者に優先して公共工事を発注する方針である
• 一括下請負の防止のため施工能力のある業者に直接、公共工事を発注する方針である

以上の理由より小規模な会社でも十分に公共工事を受注することは可能ですので、もし経営事項審査を検討しているのであれば一度試してみることをお勧めします。